第35回パワーボイスセミナー
ボイスチェック&ソングチェック♪
平成26年5月10日(土) / 大阪開催
平成26年5月10日(土)に第35回パワーボイスセミナーが終了しました。
今回は毎回ご好評いただいているボイスチェック&ソングチェック♪ の回でした。
今回もご自分の声や歌にいろいろお悩みを抱えていらっしゃる4人の参加者の皆さんに実際に歌っていただいて、みんなで一緒に問題点を考えつつ、ご指導させていただきました。
まず私の感想としては、ピッチのコントロールができていなかったり、声の響きがいまひとつ、というときには、腹式呼吸がきちんとできていないことがあげられます。
自分では腹式呼吸で歌っているつもりでも、実際には胸がふくらみ肩が上がってしまっている。
お腹(丹田)を出したまま歌うというのは、最初はかなり訓練しないとできないかもしれません。とくに息を吐いているときでも丹田は出したまま、というのができないかもしれない。
でも、これができるようになると喉を締めずにラクに発声ができるようになりますから、ここはひとつ、訓練してみてください。
そして、うまく歌おうとすればするほど人はうまく歌えなくなるものです。
そんなときは歌うよりも前に歌詞を何度か朗読してみる。
うまく歌うことではなく、歌詞の持つ世界、物語、そこにこめられた思いを感じてみる。
そしてそこに過剰に感情移入することなく、ひとつひとつの音や単語やフレーズを大事にして気負わず歌うと、素直に声が出てきたりします。
そこにプラスのテクニックとして、語尾を少し伸ばすと、そこに歌の重みがでてきます。
さて、これより下は、今回参加してくださった皆さんのお声です。
これから参加したいと思ってらっしゃる方は、YouTubeのセミナー動画とあわせてご参考になさってみてください。
次回はあなたのご参加を心よりお待ちしています♪
1.このセミナーに参加しようと思った動機はなんですか?
- 自分の知識があまりにも無知で、いろいろな本を読んで勉強したものの、いまひとつ理解できずにいたところ、松永先生のYouTubeを見つけて、聴いてみると大変わかりやすかったので今回、参加させていただきました。(女性)
- 母が関西医大卒で、親戚も関西医大卒で耳鼻科というご縁から先生に親近感を感じて。(50代・女性)
2.実際に参加されたご感想をお聞かせください
- ①自分では気づかなかった身体の動きが発見できた。
②自分がこれまでできなかった理由が理解できた。
③クラシック以外の受講生のレッスンを観られたことが参考になった。
(50代・女性) - 詳しく説明してくださってありがとうございました。また、いろいろ教えてください。(10代・女性)
今後このセミナーに期待すること、取り上げてほしいことなどありましたら
- ①保育士が声帯にポリープができる現実を見て、どうすれば自分の声を潰さずに仕事を続けられるか知りたい。
②幼児の発音で、特に3歳(年少)の子どもの発音が「ゾウさん」が「じょうさん」「どうさん」になってしまう理由と、どうすれば直るかが知りたい。
③複数の人がちゃんと聞いてくれる声のトーンというものがあれば知りたい。(50代・女性)