自分の声を知る Part.2 リラックス

どんなときに良い声が出るかというと、それはリラックスです。リラックスした筋肉の運びでもって良い声が出る。
ですから、良い声を作るために必要なことは、喉をリラックスさせることです。
それにはどうしたらいいかといったら、まずは、余分なことは考えないこと。

そして、よくボイストレーナーが歌う前に筋トレやストレッチをさせたりしますが、もちろん、それもとてもいいと思います。
けれど、直接のどのストレッチをしようと思ったら、これはなかなか難しいことなんですね。

ですけれども、喉にくっ付いている臓器でいちばん関連の深い臓器やその周辺を上手に動かしてやることで喉のストレッチになる。
つまり口や唇、ほっぺ、口角あたりを上手に使ってやるんです。

その方法として、唇をぶるぶるとやる、リップローリング、舌をルルルル・・・と巻き舌みたいに鳴らすタンローリングがあります。

これが上手にできるようになって口の周辺に余分な力が入らなくなると喉にも力が入らなくなります。