自分の舞台を観客に伝える方法 No6.会話するように表現する
冷静になるためのポイントは、まず自分を知ること。
そして、お芝居だったら脚本を、歌だったら譜面を徹底的に自分の中に叩き込む。
よく「自分はアドリブはできない」という人がいるけれど、人は毎日普通に生活し人と接するなかで常にアドリブで会話しながら生きているようなものだから、そういう意味でできない人はいないはずです。
日常的に自分の中に溜めがあれば、アドリブだってできる。だからこそ日ごろの練習が大事です。
けれども、練習した成果がどうもうまく出せないという人に、瞬間瞬間で自分の練習の成果を上手に表現する方法があります。それは、自分のなかに叩き込んだお芝居なり歌なりを『会話するように出す』ということです。