「スマイルボイスでリフトアップ?!」5.日々、自分の出している声に耳を傾けよう!
Dr.松永:
耳鼻科というのはほんとに面白い科でして、歯科ほどは診ませんけれども口の中、やっぱり歯や歯茎や舌なんかもしょちゅう診るんですけど、やはりそこらへんがうまくいってないなぁーと思われている方というのは腰痛とか肩こりとか、しょっちゅう訴えておられるので、その関係性に気がつきます。
ほんとに首から上のちょtっとした表情とかそんなことでも人間というのは、それが身体全体に響いちゃってるんだなあ、というのは、日々よくよく感じることです。
ですから、そういうことに日ごろからちょっと気をつけて、いろいろなところを自分でほぐしてあげるというのは、とてもいいことだと思います。
そして先ほどから貴望先生がよく『いまに戻る』ということをおっしゃいますね、それを私なりに解釈してみますと、要するに悩みというのは、将来のことだったり、過ぎてしまった過去のことを考えたりしている時間がとても多いと思うんですね。
それがいまやっていることにグッと集中する、いまの自分の顔に集中する、いま目の前にあることに集中する、っていうふうにできればいいんですが、意外と人間、「いま」ということだけに集中していなかったりする。
流れの中で生きてしまっていていると、忙しいと特にそうなります。
いまに集中すると何がいいのか?
というと、悩まなくてよくなる、ということなんです。
でもちょっでも「う~ん・・・」って考えこんでると、頭の左後頭部が重くなってきて、なんか身体の変なとこも重くなってくる。
それを顔を上げて胸張ってキュッと姿勢を起してあげるだけで、「よし! いま目の前のことに集中しよう!」となって、仕事がどんどんはかどります。
仕事がはかどるから、同時に声の出方も変わってくるわけです。
で、そういうときの声は自然と顔もにこやかになるので、お顔もいい感じになってきます。
ま、そんなことでみなさんが日々のお仕事のなか、活躍するなかで日々、自分の出した声を聴いていただいて、あれ? いまの自分の声ってほんとに元気な声かな? 好きな声かな? 変な声かな? ともし引っかかったら、そんなときは意外と単なる肩こりだけじゃなくて、経
絡が詰まっていたり、何かどこかが滞ってしまっている状態かもしれません。
そんなときに、今日教えていただいた一つ一つのことをやってもいいと思いますし、みんなまとめてスカイフックをやってもいいと思います。
今日はそういうことで、みなさんと身体のしくみと声のしくみ、それから、にこやかに脳と身体を整えるようなことをやっていると、どんどん頭も身体も活性化されて、良いお顔になる、ということをお伝えしました。
何かご質問がございましたら、お受けしたいと思います。
何かございますか?
Q1:さっき音叉とおっしゃいましたが、それを何に使うんですか?
貴望:はい。わたしが今日持ってきたのは五行音叉といわれるもので、これは人間の、さっき話した東洋医学の五行といわれるものに対応していて、人間の経絡には14経絡あるんですが、この5つで対応できるということが判明しています。。
対応する周波数としては、これが胃と脾臓、これが膀胱、腎臓、これが肺、大腸、それからこれが胆経、肝経、そして最後のこの赤いのだけが、心臓の中に心包というのがあるんですがそれと、それから小腸、三焦、、、三焦という臓器はないんですけれども、東洋医学では三焦という経絡があって、それでいまいった人間の全ての筋肉と臓器を、この5本の音叉だけで整えることができる、というものなんです。
Dr.松永:
知らないことはまだまだたくさんございますが、いまは代替療法もたくさんあって、ちょっと視野をひろげてみると昨今ではよく知られたアロマセラピーとか、また色で人を癒すカラーセラピーとか、まあ、いろいろあります。
でもそのなかでも、これは自分が耳鼻咽喉科医だから、音楽が大好きだからいうわけではありませんが、『音』というのも非常にたくさんの大きな情報を包括したものだと思っております。
そのなかでも『人間の声』、この声の周波数の見事な輝きといいますか、その不可思議さはまだまだ解明されてないところも多々ありますが、このようにしてみなさんとお話しさせていただきながら、またこんな素敵な先生にご登場いただいて、勉強をつづけていきたいなあ、と思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今日はどうもありがとうございました。