「ほうれい線、ゴルゴ線よ、さようなら!」2.顔の筋肉をしっかり使って表情豊かに!

無表情にボソボソ喋っていては顔の筋肉はぜんぜん動きません。
よく、あんまり笑い過ぎると笑い皺ができる、なんていわれますがとんでもありません。
笑い過ぎて笑い皺ができることを心配するより、めいっぱい笑って顔の筋肉を動かしたほうが実はほうれい線はできにくいんです。
ですから人と会ったら、楽しく快活にお話しする、にこやかに顔動かしてるほうが顔に変な線ができにくいです。
あえていうなら少々笑い皺ができたとしたって、それは表情が豊かになるというだけなんです。
ご存知でしょか?
最近の形成美容に行くと『リフター』といって、いろいろなシワの吊り方があります。
ところが人間の顔ってメス入れてあんまり引っぱってしまうと、シワは伸びても表情が消えてしまうんです。
そうするとどうなるかというと、人に対してお話をするとか、笑顔で語りかけるというようなときに気が届かない、また顔が突っ張っていると、フェイシャルパックをしているときのことを思い浮かべていただけたらわかると思いますが、表情を動かさずにボソボソ喋っても楽しくないし、本人だって楽しくなくなるんです。

これが今日のいちばん最初のお話として大切なところなんです。
心 → 気持ちの動き が表情を作ってくれるんですが、逆もあるんです。
表情を止めちゃうと、心や気持ちの動きも止まっちゃうっていうのがあります。
もうひとついうと、ここに『お声』もあります。
素敵なお声があれば、素敵な声は心や気持ちの動きにもよく働きます。実際に気持ちのいい声と、げんなりした声を出してみればわかります。
声もいい声を自分で意識して出していると自分の心や気持ちに良く返ってくるけど、悪い声は悪い心と悪い気持ちを呼びます。
すなわち、悪い声で自分の心を悪くしてたら、顔も悪くなる。
これすごく大切なところ。
心理学ではこれは当たり前の事実として認められています。
ですから、たとえ腹が立っても、たとえ嬉しくなくても、そういうときは何もいわずに黙ってる。それはとてもいいことです。