リズムってなんだろう? Part.2 11.自分の声を自在にコントロールするために。

必要なところに必要なエネルギーをかけるためにはまず「聴く」こと。
相手がいまどんなリズムかを知る。
相手のリズムがわかるようになると、コミュニケーションが円滑になる。
上手に自分のエネルギーを使うために、リズム中心に考える。

さあ、ではここで皆さんで一斉に「あーーー」と言ってみましょう。

自分の声を聴きながら、まわりの人の声も聴いてみましょう。

どうでしたか?
それでは今度は「あー」だけじゃつまらないから、
「青い空~」といってみましょう。
メロディーはつけません。
ただ「あーおーいーそーらー」といってみましょう。

これは自分の声を聴く練習です。

つまり、こんなふうに自分がいまどういうリズムで話しているのか
どんな勢いで話しているのか、いつも聴いてほしいんです。

そうすると、良いときの自分の声がわかってきます。
自分の声がいい感じに話しているか、いい感じに歌えているか、いいリズムで、いい間をもって、みなさんに声を届けられているかというのがわかってきます。

そうやって自分がいま出している声をコントロールできるようになってくると、とても強い。
コミュニケーションの1番のツールである声を自在にコントロールできるようになってはじめて日々の暮らしは、人生は、楽になります。

そうすると喉に変な力も入らなくなってくるからすごく楽になって、おなじ長い時間話すのでも喉を傷めなくなってきます。
あんまりうち(大北メディカルクリニック)に来なくてよくなる、というわけです(笑)。