腹式呼吸を知り、これを上手に使うためにNo.3腹式呼吸で話すと何が起きるの?
1.良いコミュニケーションが生まれる。
2.健康になる。
良い声で会話をすると良いコミュニケーションが生まれます。それはきっと誰でも経験したことがあるでしょう。
良いコミュニケーションが生まれると気持ちよくなる。
そして、深くてゆっくりしたいい呼吸は心の状態を安定させます。
心の安定なくして健康はありません。人間は5分間呼吸ができなかったら限りなく脳死に近づき、8分間呼吸ができなかったら死にます。
それくらい呼吸は大事。
では、腹式呼吸で良い声で話して気持ちよくなれば健康になるのかといったら、それだけではないんです。
怒っているときには人は思わず声を荒げて相手を怒鳴りつけますが、そういうときはとても酷い声を出しています。
でも実はそういう嫌な声を出すと、自分の耳も嫌がってるんです。
自分が出している声というのは自分自身にフィードバックしてきます。つまり声は心の鏡なんです。
自分がいま出している声を冷静に聴くことができれば、自分がいまどういう状態なのか、怒って血圧が上がって荒い呼吸をしながら話しているのか、それとも落ち着いた安定した心で話しているのか、わかるはずです。
声はいまの自分の状態を量る、もっともいいバロメーターだということです。