自分の舞台を観客に伝える方法 No5.冷静に演技する
冷静に演技するためには、欲は出さない。けっきょく、どんなに頑張ってみたところで自分の中にあるものしか出てこない。そこから先はお客さんが出してくれる。
つまり、その日のお客さんの気分や体調など様々な見えないものがあなたの演技にマッチして感動してくれたら、ステージは盛り上がる。
それであなたの名声は上がるかもしれないけれど、それをあなたが操作することはできない。あなたにできるのは、お客様は1人だけだと思って一心に演技すること、欲を捨てて冷静に演技する、というそこまでです。
そして、それは日ごろからどれだけ自分に嘘をつかずに自然体に生きるか、ということにかかっている。それら全部をトータルに見て自分を知ること。自分を信じられたら冷静になれる。