腹式呼吸を知り、これを上手に使うためにNo.3会話における腹式呼吸

次は『腹式呼吸で話す必要があるのか?』です。

結果から言うと、それは「ある」といえます。
声というのはコミュニケーションツールですから、そのときどきケースバイケースになりますが、人間が変にへりくだり過ぎずにふつうに対等にでも丁寧に人とお話ししようと思ったらこの腹式呼吸を使っていただいた方が伝わりやすい、というのがあります。
誰でも笑顔を向けられれば笑顔で返すように、自分が落ち着いた堂々とした声で話せば、やはりそれに近いような声が返ってくるんです。
自分がしっかりした元気のいい声で話せば、相手からも元気が返ってきやすくなります。
おまけに先ほどお話ししましたように、しっかりした深い息をしてると血圧も安定するので、こんないいことないです。
いいコミュニケーションをとりながらお話しするには、腹式呼吸を使ってしっかり深い息で話すのは間違いのないことだと思います。