軽やかな高い声をだすために No.7 母音発声をするときのポイント。顎の動かし方でラクにきれいな発声ができる。
母音を意識しつつもカタイ発音にならないようにゆるやかな発声をするには、顎の使い方がポイントになってくる。
これまでやってきたのが唇中心の発声だとすると、これは奥歯、顎を意識した発声。
口の中に小さなミカンでも入っているようなイメージで口の中の容積を広くとり、顎の奥のほうをちょっと噛むような感じにして、丹田に力を入れてお腹を外に出して発声すると、フォルマントがしっかりして倍音もきれいに出てレンジも広がり、かつ喉の負担が減ってラクに発声ができます。
母音発声における2つのポイントは、お腹と顎です。