「その時の心に響く声の出し方」4.まとめ

あたりを見回して、まだ場が定まってないな、お客さんは集まってるけどみんなの心はバラバラだ、といったときに、自分が(その場に)一番適当と思える場を想定して、その声を作ってだす。
すると、その場が引っぱられてきます、その声に。
その場その場に合った一番ふさわしい声を出して、そこにいるお客さんを感動させるというのはどういうことかというと、場の理解が必要だということです。
場を理解していただくと声は勝手に出てきます。

で、また逆に、その場がいま自分がイメージするものにそぐわない時には、もし自分がその場をリードする立場にいるのだとしたら、それに合った声を出すべきです。
でも自分がリードする立場にないのに、自分が考えてる場と違うからといって自分1人だけ違うことをすると当然ながら排除されます。
自分は1人、患者さんは100人、じゃあ自分ひとりのやり方をみんなに押しつけてそれで通るかといったら、通りませんよね?
100人それぞれの人に1番伝わるようにお話をしなきゃならないのです。
ということで、いまここに書きだしたことは私が毎日100回やってることです。
「今日は来てくれてありがとう」
まずはそこからですよ。