声は腹から?全身から? 2.立った姿勢のポイント
肺の底にある横隔膜という筋肉を上手に動かしたときに1番いい肺のコントロールができます。
まず、ここでちょっとおさらいをしておくと、
おへその下10センチ下あたりのところに『丹田』というのがあります。
ここを上手にコントロールすると横隔膜を下げることができます。
それにはまず丹田を人差し指で指し、その指を押し返すように息を吸いながらお腹に力を入れて外にふわーんと張りだします。
すると横隔膜が下がり、横隔膜を下げると肺がひろがって大きくなり、肺がひろがるときに喉が下がります。
喉が下がるといわゆるラテン音楽でいうところのベルカントになります。
そこまで喉を下げたらいくら力を入れて歌っても声帯の2枚の膜がぶつからないから、だからラクチンに声がたくさん出せる。
高くて大きな声がラクにだせる。
これが肺のコントロールのナンバー1です。
では胸式呼吸の場合。
お腹はあんまり意識しません。
胸を張って、胸は張るけど肩は上げない。
腹式でも胸式でも肩を上げたら終わりです。
次、3番め!
今日はこれがメインの話です。
どこ使いますか? 次。
先ほど話したように人は立った姿勢がいちばん声がラクに出しやすい。
では、いったいこの立った姿勢のときに私たちの身体のどこにどんな力が加わっているか?ってことなんです。
ポイントがあるんです。
まずそれを覚えていってください。
1、足 a 足の裏、足の指の関節、くるぶし、
b 膝
c 股関節
ここの感覚をちょっと上手にやっていったら、さらに歌のレベルがひとつ上がります。
これはほんとです!